入社5年目までダメダメ社員がダメ社員にレベルアップした話

今を振り返ると入社5年目くらいまでは、毎日のように上司から怒られた。上司にお前は信用ならないから、毎日日誌をかけと言われていた。
その時に私にとって仕事できるできないは、怒られる奴か怒られない奴かどうかの勢いだった。
怒られない奴は仕事ができる人だと信じ込むくらい病んでいた。
やれと言われたことをやらず、こだわりもなく生きていた。人事評価でABC評価のCをとった時、落胆したというよりは納得した。プロ野球選手は、5年で芽が出ず、将来性がないなら戦力外通告を受ける。しかし、戦力外を受けた選手は、悔しさではなく、冷静に自分の状況を理解している。(覚悟していましたと。)
私はプロ野球選手ほどかっこよくも、凄くもないが、本質的に似ていると思った。

C評価を受けて、案の定異動を命令された。それから今までの自分を反面教師として、気持ちと生活習慣を変えた。
それから3年間は怒られる頻度が月2.3くらいに落ちた。ダメダメからダメにレベルアップしたと思ってる。

その時にやったことを書いてみます。

①上司から言われたことは最低限やることにした。積極的な性格ではないので、言われたことはやることにした。
  
②プライベートでやることの整理をやった。
今まで家に帰って好き放題してた。
家帰ったらパソコンばっかやってインターネットサーフィンしてた。日曜日は草野球ばっかやってた。インターネットも草野球も楽しいが将来につながることが必要だと思い、インターネットサーフィンと草野球を辞めた。

③仕事終わって、スタバに通い始めた。
特に最初は本を読むくらいだったが、途中から資格の勉強を始めた。税理士の簿記論の勉強をしてた。。

④会社に早くいくようにした。
朝誰よりも会社に行って、自分を追い込んでみることにした。通常8時半出社だが、6時くらいに会社に行った。
頑張っている自分がいて、気持ち的になぜか余裕が生まれた。

⑤課長とは距離を置いて、部長には最低限挨拶することにした。
課長と意気投合するのは無理だと気付いて、そこで、人事権をもつ部長には、出張で本社行った時に自分からきちんと挨拶することにした。

海外駐在員は、会社でできるやつが行くみたいな
イメージがあるかもしれないが、会社による。少数の精鋭ならできるやつを集めているのかもしれないがうちの会社は多いので違う。私みたいなやつもいることもある。

ただし、上の行動が今の自分の芯というか心の支えになっているのである。