海外駐在員の役割

私が考える駐在員の役割について話したいと思う。

まず断って行くが、最終的には会社によると思う。駐在員先が1000人いるケースもあるが、10人くらいの事務所のケースもある。事業も会社によって全く異なるので、一概には言えないが、本質的な部分の話をしたいと思う。

基本的には、駐在員ということは日本の会社に駐在するということだ。まず、ステップとして、日本の会社が現地法人を作る。現地法人をつくるのは、日本からサービスを提供するのではなく、
現地で人を雇って、現地から現地へ直接サービスを行う方がコスト的にメリットがあるからだ。よって現地に業務を根付かせることが大切な点だ。

なので、駐在員が現地にいって、担当業務を行うというよりも現地の方が担当業務をうまく回せるような潤滑油的な役割が求められていると思う。

私が考える役割は、、、

役割①当たり前だが、日本語が得意だということだ。
日本の本社との懸け橋になりうる。

役割②会社のDNAを駐在先に意思決定に反映させること
納期優先、品質優先、営業所と本社のパワーバランス。会社違うと文化は全く違う。
会社のDNAを海外の意思決定に反映することを求められていると思う。

役割③全体の流れを読む力、俯瞰する力を発揮すること。
会社に長くいると、だいたい本社側がどういうことを求めているのか、
今後どのような問題が起こることがあるのか分かってくるようになる。
よってそれをアドバイスすること求められている。