アメリカの職場事情
今日、職場の米人がやめることになった。
その人は職場のエースで仕事もできたと思う。
駐在員である私は職場で仕事を管理する立場にいるので、
本当に痛い。その人は実務の責任はほとんど負ってくれていたといっても過言ではない。
後任どうするか、目先の仕事を誰にふるのか等々
、頭が痛い。まずは、その人の仕事にどんな種類があるのか書き出してもらった。そのうえで各業務を誰が引き継ぐのか書き出していった。
また、感情的にもその人に感謝している。
大卒後、日系企業に就職して、約3年くらい働いていただいたが、うちの会社をよく理解してくれたし、忙しいときは夜遅くまではたいてくれた。この人なら次回の職場でも成功すると思う。職場のみんなも同意見だ。
一般的な日本人の観点のように、米人の職場は人の流動が激しいように感じる。私が米国に来てから9月立つが、3人はすでにやめた。
うちの会社の給料がすくないのもあるかもしれないが、
アメリカは本当に景気の良さを感じる。
どこもかしこも採用中の看板が立っている。
また、アメリカの給与体系はポストに給与を払っている。
マネージャーやスーパーバイザーなどの肩書がつけば、給与は高いが、それ以外はうちの会社では決して良いとは言えない。本当に厳しいと思う。なので、ステップアップとして、転職することが多いようだ。今回の退職者は現在は担当者だが、次回の職場ではマネージャーのようだ。
人員の欠員の対策として、人は流動的なので、その人がやめてもいいように今は、主担当と副担当をつけている。業務の星取表も作っている。日本以上に人が変わるということを前提に業務を回している。
日本でも同じように人のやりくりはどこも課題であるが、
日本以上に注意を払わないといけない。