アメリカ人の働き方②
アメリカ人の働き方のトピックスとして、チップについて考えてみました。
チップって?
個別のサービスに対する対価として、通常の支払いとは別にお金を払うことです。
個別のサービスとは、特定の店員が顧客に対して行うサービスです。
レストランでは日本と違い、それぞれのテーブルに対して、担当者がつきます。
その特定の店員に対するサービスに対する費用です。
米国は寄付が盛んな国であり、比較的賃金の低い労働者に対する寄付的な意味合いもあるのではないかとも思います。
どんな時に払うのだろう。
レストラン、美容室、床屋、マッサージ、タクシー、ホテルのサービスに対して払います。
ファストフードには払いません。特定の店員がつくわけではないので、
お店全体がサービスを行っているという意識なのかもしれません。
どれくらい払うのだろう。
昔は5%くらいだったのですが、
いまは18%~22%くらいが相場です。
メリット・デメリット
メリットは、経済活動としてとらえるならば、それだけ従業員の賃金がますので、
お金が回ることだと思います。観光客が多い国であれば、それだけ観光客からの支払いになるので国としてもメリットがあります。
デメリットは世界共通のルールではなく、わかりづらいのだと思います。
どんな場面でどれくらい払うのか、わかりづらい点があります。
払う、払わないでもめることもあると思います。
まとめ
払う立場であると損した気分になりますが、
寄付的な意味合いだと考えると多少気持ちが楽になるし、
みんな払っているので不公平感がありません。
歴史的に過去から続いていることや宗教観念の違いがあるので米人はなんの違和感も感じないのではないのだと思います。
日本では、通常無料サービスが、米国ではお金払うことが多いです。
例えば、工場見学ツアーとか家具を買ったときの配達料これらは日本でただのこともありますが、米国では間違いなくお金を取られます。また、動物園とか水族館とか日本では1000円くらいで入場できますが、米国では30ドルくらい軽く取られます。
過去を振り返ってみると多くの日本の無料のサービスには受けてきたので、日本のサービスに改めて感謝したいです。